TimesTenデーモンを起動および停止するには、rootまたはインスタンス管理者である必要があります。
rootでのインストールの場合、TimesTenをインストールする際、およびオペレーティング・システムを起動するたびにTimesTenメイン・デーモンが起動されます。デーモンは、バックグラウンドで常時稼働しています。
root以外のインストールでは、setuproot
スクリプトを実行していないかぎり、システムをリブートするたびにインスタンス管理者が手動でデーモンを起動および停止する必要があります。TimesTenメイン・デーモンを手動で起動および停止するには、-start
または-stop
オプションを指定してttDaemonAdminユーティリティを使用します。
次の表に、TimesTenメイン・デーモン起動スクリプトの場所をプラットフォームごとに示します。これらのスクリプトは、root
でインスタンスをインストールした場合、またはroot以外のインスタンスでsetuproot
スクリプトを実行した場合にのみ存在します。
メイン・デーモン起動スクリプトを使用してデーモンを起動するには、次のように入力します。
メイン・デーモン起動スクリプトを使用してデーモンを停止するには、次のように入力します。
Solaris |
|
HP-UX |
# /sbin/init.d/tt_TTinstance |
Linux |
# /etc/rc.d/init.d/tt_TTinstance |
AIX |
# |
Tru64 |
# /sbin/init.d/tt_TTinstance |
また、rootでインストールされたAIX Systemsでは、次のコマンドを入力して、いつでもデーモンのステータスを判断できます。
# lssrc -s TTinstance