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Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド
リリース7.0
E05167-01
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UNIXでのデーモンの起動および停止

TimesTenデーモンを起動および停止するには、rootまたはインスタンス管理者である必要があります。

rootでのインストールの場合、TimesTenをインストールする際、およびオペレーティング・システムを起動するたびにTimesTenメイン・デーモンが起動されます。デーモンは、バックグラウンドで常時稼働しています。

root以外のインストールでは、setuprootスクリプトを実行していないかぎり、システムをリブートするたびにインスタンス管理者が手動でデーモンを起動および停止する必要があります。TimesTenメイン・デーモンを手動で起動および停止するには、-startまたは-stopオプションを指定してttDaemonAdminユーティリティを使用します。

次の表に、TimesTenメイン・デーモン起動スクリプトの場所をプラットフォームごとに示します。これらのスクリプトは、rootでインスタンスをインストールした場合、またはroot以外のインスタンスでsetuprootスクリプトを実行した場合にのみ存在します。

メイン・デーモン起動スクリプトを使用してデーモンを起動するには、次のように入力します。

Solaris

# /etc/init.d/tt_TTinstance start

HP-UX

# /sbin/init.d/tt_TTinstance start

Linux

# /etc/rc.d/init.d/tt_TTinstance start

AIX

# startsrc -s tt_TTinstance

Tru64

# /sbin/init.d/tt_TTinstance start

メイン・デーモン起動スクリプトを使用してデーモンを停止するには、次のように入力します。

Solaris

# /etc/init.d/tt_TTinstance stop

HP-UX

# /sbin/init.d/tt_TTinstance stop

Linux

# /etc/rc.d/init.d/tt_TTinstance stop

AIX

# stopsrc -s tt_TTinstance

Tru64

# /sbin/init.d/tt_TTinstance stop

また、rootでインストールされたAIX Systemsでは、次のコマンドを入力して、いつでもデーモンのステータスを判断できます。

# lssrc -s TTinstance